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健忘症について
最近の月曜日の朝、出勤前に困ったことが起こった。
なんと愛用の眼鏡の所在がわからなくなったのである。
何かとせわしい出勤前なので、時間がないと焦った。
「仕方がない」とつぶやいて、古いハードコンタクトで急場をしのぐことにした。
ところが久しぶりの装着なので調子が悪い。しかも痛い!
私は眼球に異物が張り付いているような感覚は本当に苦手、コンタクト嫌いなのである。
しかも、所在不明の眼鏡は入手したばかりなので、どうしても見つけなければと思いながらその日は不便な一日を過ごした。
帰宅後、家中を念入りに捜索したが、その日はとうとう発見できなかった。
翌朝、出勤前にふと縁側の青いビニールシートの上に目をやった。
「あった〜!」っと思わず大声を出した。嬉しかった。
暑くて顔の汗を拭おうと眼鏡をはずしたとき、無造作にそこに放置したのを思い出した。
日曜大工で、一仕事をかたずけて満足感にひたった一瞬に忘れていたようである。
私にとって、物の置き場所を忘れるというこの種の出来事は枚挙にいとまがない。
よく紛失するのは鍵、財布、上着、カバンなどであるが、たいていの場合身近なところで見つかり事なきを得ている。
そういえば、昨日も仕事上の書類を紛失し、訪ねた顧客に「忘れたようなので探して欲しい」との電話を三度も入れた。
結局いつも持ち歩いているカバンの中からその書類は見つかったのである。
今日もシャーボ(筆記具)が行方知れずである。
かくて、ほんの数分前に起こった事や見聞きしたことを忘れてしまう健忘癖が私にはある。
反対に一度聞いたニュースを十年以上も忘れないケースもある。
例えば、あのイチロー選手が野球人として、頭角をあらわす数年前の出来事であるが、オリックスの石嶺和彦選手が5打数、5安打、5連続で5打点を上げる活躍をしたことがあるが、その日が5月5日であり、又彼は5番打者だった。
もう一つ、1969年に月面着陸したアポロ11号の3人の宇宙飛行士、アームストロング、オルドリン、コリンズの名前も一度聞いて以来、今も忘れない。
アームストロングとオルドリンが月面に降り立ち、コリンズ飛行士が月の周回軌道の母船を任されていた。
なんてクイズ番組の出題されそうなことなのに、何故か忘れることがない。
すぐに忘れてしまうケースと、忘れずに覚え続けるケースの違いはどこにあるのだろうか?
人の記憶のしくみは不思議である。
とは言え、私の健忘症はこの夏の暑さのせいにしたいのだが・・・
どうぞみなさまも、お気をつけあそばせ。
暑中お見舞い申し上げます。(^_^;)
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